『男はつらいよ』から学ぶ「人間は一人では生きていけない。」
『男はつらいよ』から学ぶ「人間は一人では生きていけない。」
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早速『男はつらいよ』を見ました。何度観ても柴又の景色が心しみます。
『男はつらいよ』8話での印象的なエピソードをご紹介します。
妹さくらの旦那ひろしの父が
「旅の暮らしは楽しいかね」と寅さんに問うと、
寅さんは「女房子供がいないから身軽でいい」と答えます。
そうすると、ひろしの父はかつて安曇野を旅した話をします。
日暮れ道を歩いていると、農家の庭先にりんどうの花が咲きこぼれていて、開け放した縁側から、明るい茶の間から家族がにぎやかに食事をしている光景が見えた。
そのとき「それが本当の人間の暮らし」ではないかと気づいて涙した話をします。
人間は一人では生きていけない。
そこに気づかないと、不幸な一生を送ることになる、と寅さんに懇々と話します。
今も昔も人間の心は変わっていないのに、自身の周りの状況や風潮で本当の人間の暮らしから
遠ざかっているのでは?と思うことも多くなり、非常に寂しいと感じます。
先日、お相手と結婚を前提に交際を続ける真剣交際を宣言した千葉市の男性会員様から「人間として充実してる気持ちです。これから辛いこともあると思いますが、覚悟を持ってお相手を大切にしたいと考えています。」と晴れ晴れとしたメッセージをいただいたこともあり、『男はつらいよ』を見たときにジーンとしてしまいました。
人は一人では生きていけない寂しい人生を送る前に行動していただきたいと痛感します。